おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イギリスとかっぱ

去年の夏(2009年8月)に、岩手県の花巻と遠野へ旅行に行きました。 最も敬愛する作家である「宮沢賢治」の街「花巻」 そしてわたしに民俗学への道を開いてくれた「遠野物語」の「遠野」 どちらも特別な街です。 花巻では、宮沢賢治がその名を付けた「イギリ…

クマさんからゴジラまで

街を歩いていると大型電気店の前で 「かわいいクマさん」が風船を配っていました。 それを見て、学生時代きぐるみのアルバイトをしていたことを思い出しました。 こんなのを着ていました。 ※ちなみにこれは『こねずみ』という名前でした。 あくまで『こねず…

三ヶ月前の進水式

いまから三ヶ月前、2009年10月後半の話です。 10月の頭に購入したカヌー(厳密に言うとカヤック)の進水式を、箱根の芦ノ湖で行いました。 当日集まったのは、 H田君(わたしの高校山岳部での友人) I垣君(H田君の大学探検部の友人) S田君(H田君・I垣君…

千葉県知事杯争奪カヌー大会に参加した。

去る1月10日、千葉県知事杯争奪 第28回クラブ対抗カヌー競技大会に参加しました。 ファルトボート(折りたたみ式カヤック)二人乗りの部門で 大学時代の友人のI垣君と共に臨みました。 300艇近く参加していましたが、総合順位で下から10位以内に入って…

あのあれ

ホルモン焼きを、職場のT木さん・O原さんと食べました。 食べている最中に、ふいにT木さんが 「ああああ」 と、声にならない声を上げました。 彼の指を指す方を見ると、 つやつやと黒い羽根を持ちやたらと生命力の強いおぞましい四文字の名前の昆虫、 いわ…

ちいさなギター弾きのわたし

「楽器」は中学校の音楽の授業以来触ったことがありませんでした。 この度『大人の科学マガジン vol.26』 (ふろく アンプ+スピーカー内蔵ミニエレキ)を買いました。組み立て所要時間:1時間 と書いてありましたが 3時間以上組み立てに費やしてしまいま…

自分の花を

高校時代の同級生であるK田さん(女性・既婚)に声をかけていただき、 昨日「相田みつお美術館」に行ってきた。 K田さん、K田さんのご主人、K田さんの同僚2名(女性)、K田さんのご主人の大学の後輩(男性)、そして私。 総勢6人だった。 K田さんとは高校…

愛と勇気と少しのお酒 その2

昨日の続きです。 お店から出た後、O原さんがお金をくずしたいとのことでコンビニに向かいました。 何故かそこで3人とも「第三のビール」を買い、 寒空の下、それを飲みながら駅までてくてく歩くのでした。 その状況を 「なんだか僕たち若いですね?」 と…

愛と勇気と少しのお酒

お酒を飲みに行きました。 支払いがちょうど一万円になりました。 お勘定を持ってきてくれたおねえさんが、とても清楚できれいだったので、 レシートを手に「これはなんだか運命を感じますね」と声をかけたら、 おねえさんに失笑されてしまいました。 一緒に…

匂いの代金

職場近くにワインの工場があります。 今日の帰り道、ワインの芳しい香りがただよってきました。その匂いだけで何となく良い心持ちになってくるようでした。 ここで、ある小話を思い出しました。 少し調べたところ「においの代金」「うなぎのかぎ賃」などと名…

ビールを前に思ったこと

一年程前ドイツに旅行に行ってから、ビール好きになりました。その後、ドイツビールに何となく味が似ている気がする という理由で「ヱビスビール」を愛飲していました。 先日、「ヱビスビール」の6缶セットを購入した際、 試供品として「第三のビール」を一…

大山(神奈川県)

神奈川県北東部、丹沢と呼ばれる山塊に大山という山があります。 古くから信仰の対象となった山で、別名を「阿夫利山(あふりやま)」「雨降山(あふりやま)」といいます。古くは『延喜式神名帳』に「阿夫利神社」の名が見え、 また『吾妻鏡』にも「大山寺…

ポケットにピーナツを

今からもう二年以上前、まだ私が会社員だった頃の話である。銀座三越にてスヌーピーフェアが催されていた。 金曜の夜、会社帰りに立ち寄った。 盛況で会場はごったがえしていた。 大半は女性であった。 数少ない男性客はどうやら恋人に連れられてというよう…

引地川(藤沢市)紀行

神奈川県の藤沢市には、二つの川が流れています。 一つは境川、そしてもう一つが引地川です。引地川は2級河川で、大和市に源があり、 藤沢市を通り抜け相模湾に注いでいます。私が勤めていた会社の関連企業の工場から この引地川にダイオキシンが流出してい…

僕とヒロシと品川で

その彼が電車に乗り込んできた時 私はドアのわきに寄りかかって本を読んでいました。 彼はなんとなく、少し昔に少し流行った芸人のヒロシに少し似ていました。 おそらく年は私と同じくらいか少し下というところでしょう。 ヒロシは私の向かいに陣取りました…

トウキビ畑でつかまえて

あれは七年程前、 大学の二年生の頃だっただろうか。 その日夏の帰省を終え、僕は空港にいた。 太陽がギラギラと照りつけ、とても暑い日だったと記憶している。 羽田空港は人でごったがえしていた。 機内に向かう連絡通路の途中、 僕の少し前にその男がいた…