おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

しーなねこ生誕祭にお邪魔した

一昨日、『しーなねこ生誕祭』にお邪魔させて頂きました。


もともと「しーなねこさん」とは直接の面識は全くなく
1年程前からブログ等々を拝見させて頂いていて、
それ以来、わたしの「極私的 一度はお会いしたいランキング」の一位のかたでした。
  ※ちなみに二位は糸井重里さんです。三位はパンダです。


一ヶ月程前に、しいなさんのブログにて生誕祭のお知らせを発見し、
その場で参加を即断したのですが、


いざ当日を迎えてみると
「行ってみたら内輪の方ばっかりで『あいつは誰だ?』と後ろ指を指されたりしないだろうか」
「しいなさんと謁見したら緊張のあまり口から泡を吹いたりしないだろうか」
「会場に行くまでに道に迷ったりしないだろうか」
などと、いじいじとした悩みとともにどんどん気が張りつめていくのでした。


で、上記のようなことをうじうじと悩みながら
定刻よりも大分はやく会場に着いてしまいました。


会場入り口に、「ただいまリハーサル中 関係者以外の入場はご遠慮ください」
との張り紙を確認し、しばし待とうとくるりと振り返るとそこに「しいなさん」が立っていました。


あまりの不意打ちに、ちょっと唖然としてしまいましたが、
「しいなさん」からやさしくお声をかけて頂き、もはやその時にどんな会話をしたかは覚えておりませんが、
どうやら口から泡は吹かずに済みました。




メインのコンサートは、なんと表現したらいいのかよくわからないのですが
とにかくメリハリが利いていて「いままでしらないせかい」でした。


本来「見ているだけ」のはずのこちら側まで緊張の渦に巻き込まれてしまうその空気は、
『中学校の音楽の実技テストでお友達の歌を聴く』
ような感じでした。
喩えとして適切かどうかあまり自信はありませんが。


このコンサートでも、またその後の懇親会でも感じたのは、
主役の「しいなさん」はもちろんのこと、
その周りの方々がまた面白い人たちだったということです。


作家の椎名誠さんの脇を
木村晋介
沢野ひとし
目黒考二 等々のキラ星のごとき面子が固めているように、


「しーなねこさん」も凄まじく愉快な仲間たちに彩られているのだな、と
素直に感心してしまいました。
やはり深遠な部分で互いに引き寄せあうものがあるのでしょうか。



コンサート後の、懇親会の席でしいなさんが、
「カヌーとスヌーピーが好きなonoshuさんですね」
と、声をかけて下さり、(これだけでも感涙ものだったのですが)


「カヌーは面白そうですね」
「一度やってみたいです」


などともおっしゃって下さいました。社交辞令だったかもしれませんが、
「社交辞令を真に受けさせたら右に出るもの無し」と自負するわたしですので、
いつか「しーなねこさん」を引率し芦ノ湖に行こう、と固く心に誓ったのでした。(幸いわたしの船は二人乗りなのです)


ただ、間違っても「しいなさん」を湖の底に沈めたりするわけにはいかないので、
(そんなことをしたら全国50万人とも言われるしーなねこファンから刺されるのは必至です)
今一度レスキューの基本から勉強し直すとともに、カヌーの技術の向上を図ろうと改めて決意しました。


ですのであたたかくなったら、大船に乗った気持ちで(全長4mそこそこの小舟ですが)お任せ頂ければと思います。