ビールを前に思ったこと
一年程前ドイツに旅行に行ってから、ビール好きになりました。
その後、ドイツビールに何となく味が似ている気がする
という理由で「ヱビスビール」を愛飲していました。
先日、「ヱビスビール」の6缶セットを購入した際、
試供品として「第三のビール」を一缶もらいました。
そのもらった「第三のビール」を本日グビグビ飲みました。
「ヱビス」に続いて飲んだので、味をじっくり比べることができました。
で、確かに『ビール』とは味が違います。それは私にも理解できました。
しかし、(自分の味オンチぶりをさらすのは恥ずかしいのですが)
「どちらがおいしいか」というと、正直よくわかりませんでした。
私は、『ビール』の「味」にお金を払っていたのではなく、
いわば『ビール』という「名前」にお金を払っていたようなのです。
しみじみと悲しく、寂しくなりました。
ドイツには『ビール純粋令』という法律があるそうですね。
私も、「嗚呼、日本のビール文化は貧困だ!!税金対策のまがいものはけしからん!!!ドイツを見習え!!!!」
などとこれまでは通っぽくイヤミに嘆いていたのですが、
「まがい物」に対する評価が上記の通りなのでこれ以上それは叶いません。
無念です。