おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

大山(神奈川県)

神奈川県北東部、丹沢と呼ばれる山塊に大山という山があります。
古くから信仰の対象となった山で、別名を「阿夫利山(あふりやま)」「雨降山(あふりやま)」といいます。

古くは『延喜式神名帳』に「阿夫利神社」の名が見え、
また『吾妻鏡』にも「大山寺」の記載があります。

近世(江戸時代)には、「山伏」と呼ばれる「修験道」の修行者の根拠地となりました。
また庶民の間でもこの山への信仰登山が人気だったそうです。


私の大学時代の専攻は「民俗学」で、
この近世の「大山信仰」が卒業論文のテーマでした。


しかし何故か、

修験道というよくわからない民間信仰を、研究の対象にしている。
          ↓
修験道という)よくわからない宗教を、(研究の対象に)している。
          ↓
よくわからない変な宗教を、信仰している。


と、いつの間にか話がねじ曲がり、一部の方に、私はちょっとアブナイ変な人だと評価されていたようでした。
噂の一人歩きは恐ろしいですね。



登山の対象としては、非常にアクセスが良くまた山頂へのルートも多数あります。
四季折々様々表情を見せ、いつ登っても楽しい山です。
数えてみたらここ三年で5回程登っていました。
行きすぎですね。やはり私は変な人なのかもしれません。


大山山頂から、彼方に江ノ島が見えます。

そして振り向くと富士山も見えます。