クマさんからゴジラまで
街を歩いていると大型電気店の前で
「かわいいクマさん」が風船を配っていました。
それを見て、学生時代きぐるみのアルバイトをしていたことを思い出しました。
こんなのを着ていました。
※ちなみにこれは『こねずみ』という名前でした。
あくまで『こねずみ』です。
断固として『こねずみ』なのです。
と、そんなに力強く力説する程
陽気に踊る『あのネズミ』には似てませんね。
むしろ、ネズミかどうさえかもちょっと怪しく
子供たちには、
「ミ●●●」「ネズミさん」(正解)
「クマさん」(確かに見えなくはない)
「ウサギさん」(まあ、ピンクだし)
「ワンちゃん」(イヌにもいろいろあるからなあ)
「パンダさん」(???)
などいろいろな名前で呼ばれ、
ちょっとしたアイデンティティの危機に陥りそうになったりもしました。
この『こねずみ』の他にも
「こぎつね」(ピ××××にちょっと似ている)
「ゴジラ」(これは本物)
「イヌ」(オリジナル、あまりかわいくなかった)
「クマ」(年季が入っていてかなり臭う)
など、いろいろなものをかぶりました。
きぐるみを着た日から数日は小さい子供が目の前を通ると思わず手を振ってしまったりし、
母親があわてて子供を引っ張って逃げて行く、などの思いでもあります。
こういうのも職業病と言ったりするのでしょうか。