節分の日に

節分ということで、太巻きを食べました。
わたしの母の出身が大阪ということもあり、
我が家ではこの儀式は昔からのものでした。

ところが、これは関東圏では必ずしも一般的ではなかったのですね。
ここ数年はなにかの広告戦略によるものか、かなりメジャーな行事になりつつあるようですが。

節分と言えば、北海道では豆まきは大豆ではなく、『落花生』で行うのです。
わたしの、「北海道三大カルチャーショック」のうちのひとつでした。

ちなみに、あと二つは
・小倉百人一首（カルタ）の取り札が木製
・結婚式が会費制
です。

これらの経験から、自分の価値観や常識が決して全てではないというとても大事なことを学びました。
同時に、日本の多様性というものを改めて学び取ることができたと思います。

ところで、年の数だけ豆を食べる際、
数え年でいうともう三十路手前、という事実に若干狼狽してしまいました。