おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

かすみか雲か

本日、少しだけ「琴」を弾ずる機会があり、
一時間ほどバリバリと引っ掻きました。


「琴」でまともに音を出すのは人生ではじめてのことだったのですが、
30分程で、リズムの怪しい「さくらさくら」が何となく演奏できるようになりました。

「琴」は左手を複雑に動かす必要がなく、
その点では、三味線やギターなどと比べ比較的容易に音を出すことができるようです。
(なんとなく音を出すだけならですが)


そこでふと思い出したのですが、
わたしの母はかつて琴を習っていたことがあり、
わたしの部屋(4年間の北海道生活の間に半ば物置と化している)に
「琴」が二面放置してあるのです。


帰宅後に確認してみると、ひとつは練習用の比較的安価なものだが、
もうひとつは当時の購入価格で、コンパクトカーくらいなら優に買える程の高価なものだということがわかりました。


それらはここ十数年日の目を見ずに静かにホコリをかぶっているのです。
あまりにももったいないので、ちょっと「琴」をはじめてみようかともかんがえました。


しかし、「琴」をはじめたきっかけが、
『部屋に放置されていたものが実は意外にも高価だったということを知ってもったいないと思ったから』では
あまりにしまらないと考え、やはり思い直すことにしたのです。