おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

センチメンタルバス

職場が変わった関係で、4月1日から通勤に電車(私鉄+東海道線)とバス(神奈中)を使っている。
日常的な交通手段としてバスを使うのははじめてのことだ。


行きは始発なので時間通りの出発になるのだが、
帰りのバスはだいたい5分〜10分ぐらい遅れて現れる。


ただ、毎日かならず遅れるという訳でもない。それだけに始末が悪い。
ある日、定刻の3分後ぐらいにバス停に着いて、まだ来ていないだろうと思っていると
すでにバスは行ってしまった後だったらしく、次のバスまで30分以上待つハメになってしまった、ということがあった。


高校時代、遅刻の理由を
「バスが遅れなかったから」
と言っていたひとがいたのだが、その意味を身にしみて理解することが出来た。


別の系統のバス停もあるので(少し離れたところになるのだが)
当分来ないことがわかっていればそちらに移動することもできた。


ただ単に遅れているだけなのか、それとも行ってしまった後なのか、
判断が出来ない場合は、下手に移動などすることなくそのバス停で待つしかない。
もし別系統のバス停に行こうとバス停を離れたとたんに
バスが来てしまったりしたら、夜眠れなくなるくらい悔しいと思う。


このような悩みを解決する方法は簡単で、十分な余裕をもって定刻前にバス停に着けばよい。
しかし、おおむねの場合は5〜10分遅れてくるのでその分の時間は無駄になってしまう。
だから本当はギリギリに行きたい。
ただ、あまりギリギリに行くと30分待つことになる可能性もある。


毎日、5〜10分ぐらい待つのか、
それともたまに30分待つのか、これは選択だ。


このような選択はバスに限らず、いろいろあるのだと思う。