第7回リアル桃鉄 決戦前夜に思うこと
あまり人に自慢できるような特技を持っていないわたしだが
寝付きがよいということだけは誇れる特技だと思う。
床に着くとだいたい30秒以内ぐらいで寝てしまう。
時間がかかることがあっても眠りにつくまでせいぜい1〜2分ぐらいだろう。
その日に悲しいことや胸が引きちぎられるような思いをすることがあっても、
翌日に楽しみなことやワクワクすることがあっても、
眠るまでは普段と変わらずにのび太並である。
十代の頃はそうではなかった。
修学旅行の前夜は興奮してなかなか寝付けなかったし、
つまらないことに悩んで眠れぬ夜を過ごしたこともあった。
最近はそうではない。
興奮することがなくなった訳では決してないし、
相変わらず下らないことに悩んでばかりである。
ただ、眠れぬ夜を過ごしたという記憶はここのところ、ない。
感受性が鈍ってしまったのか、心をつき動かされること自体が少なくなってしまったのかそれは分からない。
ただ、『想定外』とか『明日は何がおこるか分からない』などという
不安と期待が入り交じった気持ちを感じる機会は少なくなっていると思う。
それが原因かもしれない。
しかし、今宵わたしは久々に眠れぬ夜を過ごしている。
明日、第7回リアル桃太郎電鉄というイベントに参加する。
前回大会にも参加させていただいたのだが、今回は規模が違う。
祝祭である。決戦でもある。
今感じている気持ちが、不安なのか期待なのかそれとも他のなにかなのかは分からない。
確かなのは、明日何かが起こりその何かが今はまだわからないということだ。
わたしの持てる、知力・体力・精神力を総動員しなければ最後まで戦うことも能わないだろう。
自分の力と仲間を信じて明日、リアル桃鉄の歴史の一部になろう。
逆さ七福神 アップ