おのしゅうのブログ

旧タイトル 注釈の多いオノマトペ

英国探訪記  その一 準備編

ちょっと前の話になってしまうのですが、
今年(2011年)の夏、英国に旅行に行ってきました。


そもそもなぜ英国なのかということですが、これといって深い理由はなかったのです。
どうもお盆中に一週間くらいまとまった休みがとれそうだ、ということになり
せっかくなので、ということで海外旅行を検討したのです。


言うなればどこでもよかったわけですが、
訪問先を決めるにあたり「治安がいい」という点だけは重視しました。


海外旅行が初めてという訳ではないですが、
語学力は心もとなく(英語は中学二年生レベル)
人にもよくだまされ(あまりものを深く考えない)
腕力にも自信がない(腕相撲で中学二年生の女子に負ける)ので、
東南アジア方面や、インドや、南米にも興味はありましたが、
「ぼったくる人」や、「荒くれ者」が出てこられたら対処のしようがないので
今回は外し、比較的治安がいいと言われるヨーロッパを検討の対象にしました。


なんとなくイタリアやスペインも考えたのですが、
イタリア語とかスペイン語は英語以上に分からないので断念しました。(英語も中2レベル)
なんとなくドイツと英国で悩みました。
ドイツは2年程前に行ったことがあるので、安心感は強いです。
わたしの拙すぎる英語もなんとなく通じ(たような気がし)ます。
ですが、ここでまたドイツに行くのはあまりに保守的に過ぎるだろうということで
なんとなく英国に決定しました。
あまり深くものを考えないのです。


付け加えるなら「大英博物館」というところに一度行ってみたかったな、
という気持ちもありました。


一ヶ月前くらいから航空券を探し、またお盆の期間中だったので
ロンドンまでの直通便のチケットを押さえることができず、香港経由の4泊7日という日程でした。
宿は、booking.comで押さえました。



出発まで一週間ほどにせまったわたしに、とあるニュースが飛び込んできました。
『ロンドンで暴動』とのことです。


この時点では、あまり深く考えていませんでした。
しかし、その後のニュースで見た写真はわたしの想像をはるかに超えるものだったのです。




「荒くれ者」どころのはなしではありません。


これはロンドンの中心部だそうです。
ちょっと調べたら、わたしが予約した宿から1kmくらいのところでも
暴動はおきているようなのです。


いろいろな方に、
渡航の是非を検討すべきではないか」というようなお言葉をいただいたのですが
前述の通り、わたしはあまり深くものを考えないので、
「多分大丈夫じゃないか」となんとなく考え、行ってしまうことにしました。


その2に続く(たぶん)