キタムラの財布を買った
午後から横浜の元町に出かけました。
財布を買いにいったのです。
平日の元町商店街は人もそんなに多くなく、落ち着いた雰囲気でした。
中身を前に使っていた財布から移し替えたのですが、
財布の中身より財布の値段の方が高くなってしまいました。
キタムラの財布はそこまで値の張るものではないので
単純にわたしがお金をあまり持っていないと言うだけのことなのですが、
これはわりとよくある話なのではないでしょうか。
「海外ブランドの高級財布を持っていて中身はさびしいのね」
などとバカにする文言はもはや定番の観すらあります。
財布などにあまりお金をかける趣味のないわたしもかつてはバカにするひとりでした。
しかし、そんなにバカにされるようないわれもないかもしれません。
わたしが愛用するブックカバーはたしか700円くらいですが、
中身が700円を越えることは滅多にありません。
ブックオフの100円の本が入ることもしばしばです。
夏の暑い日、数千円で買った水筒に冷やした水道水を入れたこともありました。
水道水なんか0円です。
だから、これでいいんです。
せっかく買った新しい財布に、二千円しか入れられませんでしたがこれでいいんです。
きっといいはずなんです。